【アメリカの大学の種類について】

アメリカには、4,000以上もの大学があります。

 

あなたの希望に沿った適切な大学を選ぶためには、どのような大学があるのかを知っておくことが大切です。間違った選択をしてしまうと、時間と費用を無駄に費やしてしまうからです。

 

アメリカの大学は、下記のように分類できます:

1.リベラルアーツカレッジ(Liberal Arts College)

2.州立大学(State University)

3.私立総合大学(Private University)

4.コミュニティカレッジ(Community College)

 

それぞれどのような特徴があるのか、ここで解説していきます。


1.リベラルアーツカレッジ(Liberal Arts College)

 

リベラルアーツカレッジ(Liberal Arts College)は、Wikipediaによりますと以下のような大学です。

 

『人文科学・自然科学・社会科学及び学際分野にわたる学術の基礎的な教育研究を行う四年制大学(主に学士課程)。全寮制少人数教育を特徴とする。ほとんどの場合、大学院がなく、教授は学部学生の教育に専念する。』

 

同じ四年制大学でも、大学院がある総合大学(University)とは区別されています。

 

また、大学の規模が小さいのも特徴で(全校生徒がだいたい2,000人程度)、そのほぼ全てが私立大学です。授業は少人数制で行なわれ、教授と生徒、あるいは生徒同士の距離が非常に近いです。アメリカでの授業についていけるかどうか不安がある場合、リベラルアーツカレッジは非常におススメです。

 

リベラルアーツカレッジは全寮制の場合も多いことから、警備員が常に巡回しているキャンパス内は安全とも言えます。食事も校内のカフェテリアを使用できるので、留学生活のストレスを軽減することができます。

 

ただし、学費は総じて高いのも特徴と言えます。

 

教授との距離が非常に近いので、留学1~2年目まではこのような小規模大学で授業を受けて英語力を付けながら大学生活に慣れるのがいいでしょう。

 

2年目以降は、そのまま大学の残るか、規模が大きい州立大学などへの転校を考えてもいいでしょう。


2.州立大学(State University)

元々存在していた小規模の私立大学と州立の職業学校や師範学校、農業試験場が規模を拡大させて州立大学が創設されました。

 

州立大学は、その州に住む人たちのためのもので、州を豊かにするために、農学や工学、教職課程や看護学など、とくに「職業にかかわる分野」に力を入れています。

 

大学の規模は非常に大きく、30,000人を超す「マンモス大学」もあります。したがって、クラスも大きなものとなることが多く、初めてのアメリカ留学で通うのにはハードルが非常に高いと言えます。

 

州立大学の設置目的が、「その州の人たちのため、州の発展のため」であることから、学費をなるべく低く抑え、門戸を広く開けているのが最大の特徴です。ただし、州外の学生や留学生に対しては、州内の学生よりも高い学費が設定されています。

 

近年の州立大学は、「研究」に力を入れている所も多く、日々様々な研究が行なわれいます。


3.私立総合大学(Private University)

私立総合大学には、アイビーリーグ(名門私立大学の総称)の8大学をはじめ、ボストン大学やニューヨーク大学など、レベルも高くかつ大規模な名門校がたくさんあります。

 

 

中規模から大規模の大学が多く、学生数は10,000人くらいで、州立総合大学のように学生が30,000人を超える大学はありません。

 

 もともとは、前述したリベラルアーツカレッジ(Liberal Arts College)として設立されました。それが時代とともに、医学や経営学など、専門性の高い課程を付け加え、規模を大きくしていき、現在の総合大学に発展していきました。

 

先ほど書いたように、私立総合大学はレベルの高い学校が多く、そういう点では本来なら私立大学への進学が望ましいでしょう。

 

また、多くの私立総合大学は「多様性」を重んじることから、留学生を積極的に受け入れています。ですので、留学先を選ぶ基準の一つとしてもいいでしょう。

 

ただし、私立総合大学の学費は他のどの種類の大学よりも高くなる傾向があるのが、難点と言えます。


4.コミュニティカレッジ(Community College)

二年制の公立大学で、全米にある大学(約4,000校)の内、約30%(1,200校ほど)がコミュニティ・カレッジ(Community College)になります(出典:American Association of Community Colleges)。

 

コミュニティカレッジの目的の一つは、その地域(Community)に貢献することです。したがって、できる限り安価に大学教育と職業訓練を受けることができるようになっています。

 

そして、コミュニティカレッジの魅力は言えば、何といっても学費の安さと、入学が比較的楽なことでしょう。

 

1年間の平均的な学費は、公立総合大学で約24,000ドル、私立総合大学で約32,000ドルで、レベルが高い大学ほど学費も高くなる傾向にあります。一方、コミュニティカレッジの場合、1年間の学費は高くても10,000ドル程度です。

 

また、できる限り多くの人に門戸を開いているので、入学を希望すればまずは入れないことはありません。

 

そのような特徴のため、学費が高騰しているアメリカにおいては、アメリカ人もコミュニティカレッジを進学の選択肢としています。

 

コミュニティカレッジで2年間学び、その後四年制大学への進学も可能です。このような方法であれば、四年制大学を4年間通うよりも学費を抑えることができるかもしれません。


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